狼将棋のブログ

およそ半月後には新元号「令和」の時代が始まるということで、これが自分にとっては平成最後の記事になりそうです。

本来なら平成という時代をじっくり振り返りたいところですが、30年分を細かく振り返っていると書き終わる前に平成が終わってしまいそうなのでやめておきましょう。良いこともそうでないことも色々ありましたが、こうして一つの時代を駆け抜けようとしているのはなかなかに感慨深いものがありますね。令和になったからと言って自分の中で何かが大きく変わるということもないでしょうが、今まで通りに一日一日を大切に過ごしていければと思っています。


元号が変わる前に達成できたらいいな、と最近になってぼんやり考えていた目標が実は1つあって、先ほど無事に達成することができました。

20190414

24のkame1223アカウントで節目の1000勝。登録したのが2007年で1級あたりからスタートしたことを思うと、ここまで来れたんだなあとやはり感慨深くなります。

【投了図は▲2三とまで】
後手:相手
後手の持駒:桂 香 歩 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・ ・v金 ・v玉|一
| ・ ・ ・ ・ ・v歩 ・v銀 ・|二
| ・ ・ ・v歩v歩 ・ ・ とv桂|三
|v歩 ・ ・ ・ ・ 歩 ・ ・v金|四
| ・ ・ ・ 歩 歩 馬 ・ ・v歩|五
| ・ ・v歩v馬 ・ 銀 ・ 歩v桂|六
| 歩 ・ ・ ・ ・ 銀 ・ 玉 ・|七
|v龍 ・ 歩 ・ ・ ・ 銀 ・ ・|八
| ・vと 金 ・ ・ 飛 ・ ・ 香|九
+---------------------------+
先手:kame1223
先手の持駒:金 香 歩三 
手数=101  ▲2三と  まで

後手番

1000勝目の投了図は良くも悪くも自分らしさが出ている感じがして満足です。


1000勝850敗5分という成績はなんとなくキリがいいし、現R点、最高R点ともに自分の実力から考えると十分すぎるくらいなので、kame1223はこの状態で冷凍保存しようか・・・という考えも浮かんだり浮かばなかったり。まあ、冷凍保存して別IDで指すにしてもこのまま指し続けるにしても、将棋との向き合い方も今まで通り、一局一局を自分なりに一生懸命指すだけだと思います。・・・なんか同じようなことばっかり書いてる気がするw


いまいち締まらない感じですが、平成最後の記事、終わり。令和の時代が皆様にとって良いものとなりますように。

脳内将棋盤の特訓はぼちぼち続けつつ(ねずみ将棋の目隠しはちょくちょく指しきれるようになってきました)、気が向いたので先日久々にネット麻雀の天鳳で打ち始めました。

天鳳はだいぶ前に一度ハマって、確か二段くらいまで上がってから理不尽な負けが続いて降段してやめたような記憶があります。今回は新しいIDを登録してゼロからの再スタートです。

tenhou

現時点の成績。現在は二段で「上級卓」で打っていますが、四段に上がれば「特上卓」(24で言うと段タブくらいの位置付け?)で打てるので、そこが一つの目標になりそうです。

まだまだ対戦数が少ないので何とも言えませんが、ここまではまあまあ打ててるのかなと思います。放銃率の低さだけは自慢で、やむを得ない場合(リーチ後の放銃や序盤のダマテンに刺さる等)以外は極力放銃しないというのを意識しながら打っています。受けにまわるのは「好き」だけど「得意」というわけではないし暴発する時はする・・・というのは、そっくりそのまま将棋の棋風と重なります。

天鳳のポイントのシステムは1位と2位がプラス、3位が増減なしで4位がマイナス(段位が上がるほどマイナスが大きくなる)なので、「いかにして4位を回避するか」が重要になってきます。そのためにはアガる回数を多くするよりも放銃する回数を減らすほうが合理的です・・・というかシステム云々以前に自分はこういう麻雀しか打てない性格ですが><

例え親番だろうが満貫テンパイだろうが、降りる時はしっかり降りる。そうしてじっとチャンスを待って、チャンスが来たら一気に逆転する。赤牌(ドラと同じ扱い)ありのルールで打っているので、満貫や跳満はいくらでも出るため逆転も起こりやすいです。逆に手牌やツモに恵まれない時はずるずるとジリ貧になっていくのですが・・・。

自分の打ち方は少し極端だとは思いますが、麻雀は基本的に我慢するゲームだというのは間違いないところでしょう。4人が一斉にアガリを目指すわけで、単純に考えればアガれるのは4局に1回で、あとの3局は我慢しなければいけないのです。「親番でもさらっと降りちゃう自分カッケー」とか思いながら打つくらいでちょうどいいのかもしれません、というか実際思ってます。

麻雀ほどではないかもしれませんが、将棋も我慢が大切だと度々痛感します。先日のA級順位戦最終局、久保先生は豊島先生の切れそうで切れない攻めに対し我慢して我慢して我慢して、それでも最後は押し切られてしまっていました。これ以上疲れる負け方はない、という感じですが、特に振り飛車党はこういう展開にも耐えられる精神力と受けの力が必要なのだろうなと思います。

じっと我慢してチャンスを待つ。そしてチャンスが来た時に逃さず確実にものにする。麻雀も将棋もそれが理想的な形です。

前回の記事で書いた「脳内将棋盤を鍛える」という目標。将棋連盟HPの詰将棋は毎日解いていて、9割以上は脳内で解けていると思います(たまに変化手順を考え忘れていたりはしますが><)。

そんな中で先日、茉麻さんにお願いしてついに目隠し将棋に挑戦することになりました。検討盤のチャットで符号を書き合って進める方式で、持ち時間は特に設定せず、自分だけ目隠し(盤を用意しない)という条件。符号を考える負担を減らすために先手番は譲ってもらいました。

目隠し将棋自体がほぼ10年ぶりくらいで、その10年前のときも終盤で局面を把握しきれなくなって投了していたので、今回も終局まで指せる自信は全くなかったのですが・・・茉麻さんの優しさで序・中盤は「がっつり定跡形」と言える形になり、終盤は相手玉の寄せに専念できる展開になりました。

【第1図は△3二金まで】
後手:茉麻さん
後手の持駒:歩二 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・ ・ 龍 ・v桂v香|一
| ・ ・ ・v歩 ・ ・v金v玉 ・|二
|v歩 ・v桂 ・ ・v歩 ・v歩 ・|三
| ・ ・v歩 角v歩v角v歩 ・v歩|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ 歩 ・ 歩 歩 歩 ・ 歩|六
| 歩 ・ 桂vと ・ 金 ・ 歩 ・|七
| ・v飛 ・ ・ ・ ・ 銀 玉 ・|八
| 香 ・ ・ ・ ・ 金 ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:亀
先手の持駒:金 銀三 
手数=70  △3二金  まで


第1図、ゆっくり攻めても大丈夫な局面ではありますが、「持ち駒これだけあるし第一感は詰みそうだよなあ、かっこよく詰ましたいなあ」という欲望の赴くままに、後手玉周辺と自分の持駒以外の情報はほぼ忘れ去って脳内将棋盤を必死に動かしました。

第1図以下▲3二同竜△同玉▲4一銀△3三玉▲2二銀△同玉▲3一角成△3三玉▲3二銀成△2四玉▲2五金△同玉▲3七桂△2四玉▲2五金(第2図)

【第2図は▲2五金まで】
後手:茉麻さん
後手の持駒:飛 金 銀 歩二 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・ ・ ・ 馬v桂v香|一
| ・ ・ ・v歩 ・ ・ 全 ・ ・|二
|v歩 ・v桂 ・ ・v歩 ・v歩 ・|三
| ・ ・v歩 ・v歩v角v歩v玉v歩|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 金 ・|五
| ・ ・ 歩 ・ 歩 歩 歩 ・ 歩|六
| 歩 ・ 桂vと ・ 金 桂 歩 ・|七
| ・v飛 ・ ・ ・ ・ 銀 玉 ・|八
| 香 ・ ・ ・ ・ 金 ・ ・ 香|九
+---------------------------+
先手:亀
先手の持駒:銀 
手数=85  ▲2五金  まで

後手番

途中の▲2二銀がちょっとおしゃれな捨て駒。他にも詰まし方はあるようですが、▲3一角成の形を実現するのが人間的には一番考えやすいかと思います。
局面を常に完璧に把握できていた・・・とは言えませんが、最後のこの詰みを脳内で読み切れたのは詰将棋を解いてきた成果を発揮できたような気がします。


さて、どうにかこうにか指しきれたのはいいものの、やはり一手一手をキーボードで打つので時間も手間もかかります。毎回こうして特訓に付き合ってもらうのも気が引けるなあ、何かソフトやらスマホのアプリやらで練習できないかなあ、と思って探してみたところ、ねずみ将棋という目隠し将棋を指せるソフトがあったのでダウンロードしてみました。目隠し将棋以外にもいくつかのモードや遊び心の感じられるおまけ要素があります。

強さの設定は「ことり」、「たぬき」、「神様」の三段階で、棋力は「総合的にはアマ3級ほど」とのことですが、実際は「神様」でもソフト特有の変な指し手がちょくちょく見られるので、実感としては3級よりもうちょっと下くらいかな、というところです。なので普通に指すとただの弱い者いじめになってしまうのですが、目隠し将棋モードにすると一転して鬼教官のように感じられます。なぜなら定跡形にならないから。

こちらが居飛車にしても振り飛車にしても「神様」は左美濃を好んで選択するようなのですが、例えばこちらがノーマル四間にすると、ほぼ間違いなく序盤で△1四歩~△1三角と指してきます。もちろん▲1五歩から角頭を攻めて簡単に優勢になりますが、見慣れない形ゆえ相手の陣形を正確に把握できず、脳内将棋盤が乱れて反則手を指してしまう・・・という残念さです。そして反則手を指すと問答無用で対局終了となり、改めて指し継ぐことはできても通常対局モード(目隠しではない)になってしまう仕様なのです。なんという鬼教官。

たまたま最後まで指せた一局。


「がっつり定跡形」まではいきませんが、仕掛けのあたりなど部分的には「あるある」な展開でイメージしやすいのが幸いしました。40手目の△7六歩だけは見たことのない手で慌てましたが、終盤は60手目△9三香のような変な手もあってわかりやすくなってくれました。逆に言えば、これくらいわかりやすくなってくれないと最後まで指せない、というのが現状です。

当面はこの「鬼教官」に安定して勝てるようになるのが目標となりそうでしょうか。

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