狼将棋のブログ

プロ編入試験、里見さんは厳しい結果でした。
逆に三連勝してる世界線もあったんでしょうけど、その時々の調子だったりプレッシャーだったりもあって、おそらく持っている力は出し切れなかったんでしょうね。

試験の制度に関しては、100%完璧なやり方というものはないんでしょうけど、例えば藤井聡太先生クラスの逸材が新四段になったタイミングだったら・・・とか考えると、タイミングによって試験そのものの難易度に差が生じ得るのは何とかならないものかなあと思ってしまいます。
レーティングみたいな客観的な基準で試験官を選べば難易度の問題は解決されるかもしれないけれど、それはそれで別の問題が出てくるんでしょうし・・・。
色々と試行錯誤しながら、よりベターな形になっていけばいいなあと思います。

来月から始まる小山アマの編入試験はどうなりますかね。

里見さんのプロ編入試験、連敗で厳しい状況になりましたね。
対居飛穴で高美濃の桂頭を執拗に狙われていつの間にか攻めが繋がってしまう展開、「振り飛車党あるある」な感じで、見ていて居た堪れない気持ちでした。
結果はともかくとして、本人に悔いが残らないように力を出し切ってもらいたいと願うばかりです。

そして奨励会経験のないアマの小山さんもプロ編入試験の受験資格を満たしたとか。受験するとなれば、これもまた史上初への挑戦になるんですね。


7月の記事で書いた仮説検証の結果を受けて、24で指すのは基本的に夕方あたりの時間帯にしました。そうしたらやはりいい感じで、点数も最高R近辺まで来ています。夕方開始だから、熱くなって5局も10局も指す、みたいなことがないのもプラスになっていると思います。

夏の甲子園。優勝なんて夢物語だと思われていた東北勢が、決勝まで進むようになり、そしてついに優勝。

プロ棋界。男性プロには遠く及ばないと思われていた女性が、三段リーグまで登りつめるようになり、そしてプロ編入試験へ。

充実感と孤独感。喜びと重圧。色んな困難を乗り越えて掴み取る「史上初」の栄冠には、計り知れない価値があるのだと思います。
里見さん、次の二局目は勝ってほしいですね。
東北勢の甲子園優勝も、女性プロ棋士も、第一号が出れば後にどんどん続きそうな気がします。

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