前回のテーマでは、序盤戦法で弱点となっている箇所の補修をし、棋力を上げることが出来ました。序盤の穴を完璧に塞ぎ切ったとはまだまだ言えないですが、直近で差し迫っている序盤の課題の解決はこれで完了したと思っています。

次のテーマは中盤あるいは終盤の何かです。 ここ最近の実戦の中で、というより何年も前からですが、「中盤が苦手だなあ」とか、「得意のはずの終盤でもまだ見落としがあるなあ」と何となくは感じていました。しかしその中で具体的に何が苦手なのか、あるいはそれはすぐに改善すべきことなのか、がはっきりとわかっていなかった(わかろうともしなかった)のです。

 

そこで、まずは次のテーマを何にすべきなのかを探るべく、ここ最近指した実戦の分析をしてみたいと思います。自戦記というタイトルにもかかわらず、ほとんどその体を成していない気もしますがお許しください・・・w 


形勢パターンの分析

前回のテーマで指した実戦74局のうち、直近の30局について、勝ちパターンと負けパターン(序盤、中盤、終盤の優劣の状況や勝因、敗因など)を分析しました。優劣の判断については、自分にしては割とじっくり考えはしたものの、かなり主観的です。そのためこの分析データそのものは間違いを多分に含みますが、テーマを探すデータとしては十分でしょう。


勝ち(18局)
勝因が序盤:3.5局
勝因が中盤:6局
勝因が終盤:7.5局
その他:1局

負け(12局)
敗因が序盤:1.16局
敗因が中盤:9.16局
敗因が終盤:1.66局

※ 端数は勝因(敗因)がどちらにもありそうな場合を0.5、全部にありそうな場合を0.33とカウントしたため
※ 「その他」は時間切れ勝ちのうち、劣勢だった将棋


勝った将棋のうち、最も勝因に貢献していないのは序盤の3.5局ですが、序盤というのはそもそも勝因になりにくい部分(自分でははっきりとした優劣がわからないというのが正直なところ)なので、ここは無視して良いでしょう。注目すべきは、負けた将棋のうち、最も敗因に貢献した中盤の9.16局です。さらに序盤や終盤と敗因がまたがっている対局も含めると、負けた12局全部が中盤のミスが関わっています。正直ここまであからさまに中盤が苦手だと閉口せざるをえません・・。

さらに驚くべきことに、この9.16局(正確に言うと12局)のうち、半分以上は中盤の入り口(仕掛けが一段落したところ)では優勢なのです。これが前回のテーマで序盤を補修した効果なのかはわかりませんが、もはや序盤はしばらく放っておいても大丈夫ということでしょう。ところが終盤の入り口では、ほぼ悪くなっているか、優勢だったはずの形勢が互角に戻っているのです。これは明らかに中盤で何か起きたことを示しています。


何をテーマにすべきかがよくわからない・・

一応、中盤に問題があることはわかったものの、はっきり言って何が悪いのかすぐに見つかりそうもありません。そもそもそれがすぐに見つかるようであれば、これまで何度も対局する中で自覚できているはずですしね・・。

そこで今回は、テーマを探す事自体をテーマにしたいと思います。

テーマ:中盤の課題を見つける
目的:そもそも中盤とはいったい何なのかという基本から考え、実戦の中で自分に足りていないところを見つける。
目標:おそらく足りていないところはいくつもあるだろうから、それを出来るだけ多く洗い出す。ある程度洗い出せたら次のテーマへ進める。


これで今月の自戦記を2回書けた!・・と言うのもさすがにおかしな話なので、もう1回書こうと思います。次は自戦記らしく実戦を交えて。