前回の記事を書いた効果なのか、不調期は無事に脱したようです。そうすると不思議なもので、自分がミスをしても相手がさらにミスをして勝つような将棋が増えてきています。もはや運任せの将棋。

先ほど24で指した将棋も、勝ち運がある時は得てしてこうなるという典型的なパターンだったように思います。再び沈み始めた時のために、いい状態の時はこんなもんだ、という例として残しておくことにします。

なお、今回も対局後GPS先生に1手20秒で検討していただきました。



35手目▲2四銀に対してどう指すかが一番悩ましいところでした。形勢が良いのは間違いないので、きらりさんが書かれていたように「とことん良くする」順を発見したかったのですが、なかなか難しい。捌きの切り札△4五歩は角が浮いているので使えないし、二枚目のと金を作りにいくのはさすがにスピード不足・・・。そこで、開き直って「もうわからないから、相手に何かやってもらってそれに対応すればいいや」と考えての△8二玉でした。

開き直れた背景にあるのは、桂得+と金という大きな先制点、そして囲いが相手よりも堅いことによる安心感です。「良くなったからさらに良くしにいこう」という前向きな思考ではなく、「先にこれだけ得できたから、大駒一枚くらい取らせても十分勝負になるだろう」というやや後ろ向きなポジティブ思考に走ったのが、この将棋に関してはプラスになったかもしれません。△8二玉はGPS先生にも思ったほどには怒られなかったので一安心ですw

開き直れたことで、心なしか全体的にのびのび指せていたように思います。実際のところミスはあって形勢を損ねる順が存在しているわけですが、のびのびと勢いのある手を指せているので通ってしまった、という部分は多少なりとも あるのかもしれません。

結果としての指し手の善悪は別としても、常にこういうふうな精神状態で指せるようになりたいものです。