2014年もそろそろ終わりですね。自分は月1ペースの更新なので、おそらく自身今年最後の更新になるでしょう。今年もアッーという間だったというのが第一感ですが、狼のリレー将棋が終わったのが4ヶ月前だということを考えると、2014年も結構長かったような気がしてくるので不思議なものです。

さて将棋倶楽部24では、名人戦というものの参加受付締め切りが迫っているわけですが、久しぶりに出ようかと思っていたのですが、今非常に迷っております。というのも、このところ勉強をサボっていたせいか、スランプとはいかないまでも、イマイチ調子が出ないのです。しかも心が安定していないのか、序盤戦法や方針などに迷いが生じてミスしたり、時間切れになったり、ということが多くなっています。

こんなことで出場しても余計に調子が悪くなるのではないか、という不安が頭をよぎるわけですが、あれこれ考えていても仕方が無いので、自戦記を書いて自分の心の状態を再確認したいと思います。




自分が唯一対抗形の中で指せる中飛車の将棋です。途中で向かい飛車に転向し、飛車交換から一気に終盤に突入しました。途中立ち止まって色々考えたい局面はありますが、ここでは駒の総交換が終わった53手目(△5九成桂まで)の局面を考えたいと思います。

まず形勢判断ですが、駒割は歩の枚数も含め完全に互角です。そして玉の堅さは後手の方が銀が1枚多いので堅く、駒の働きでも桂馬の働きの差で後手が上でしょう。手番は先手番なのでそれだけが先手が勝っている点ですね。総合的に見るとやや後手優勢といったところでしょうか。

自分はここで▲5一飛と指してしまうのですが、△5八飛と合わされ、これで完全に勝負が決してしまった感じがします。▲5八同飛は何をやってるのかわからないですし、本譜の▲5三歩のような手だと、いずれ△8四角という必殺の手を喰らってしまいます。▲9一飛成というのもいかにも遅くて勝てないでしょう。

では代わりにどうすれば良かったのかというと、正直自分には難しすぎてよくわかりません。▲5四歩とか▲1五歩とかが面白そうな気がしますが。そもそも53手目の局面が後手良しだろうから、どうやっても悪いわけですが、それでも▲5一飛だけはあり得ないですね。こういうありえない手を指しまくっているのだから、スランプの時期とは怖いものです。

これを指した時の気持ちを考えると、多分焦りがあったのでしょう。今調子が悪いからまた変な手を指すだろうという不安、レートがだんだん下がって来ている不安が、落ち着いて考えることを放棄させたのではないか。少し前の調子が良いときなら、53手目の局面でももっと大局的な視点から粘りのある手を指すことが出来たはず。

しかし、こうして文字に起こしてみると、自分自身を俯瞰的に見ることが出来て、幾分気持ちが楽になったような気がします。

そもそも自分はなぜ名人戦に出るのか。

将棋が指したいから、少しでも真剣にさせる場所で将棋が指したいから、・・そのはずでした。そのはずだったのにすっかり忘れていました。

調子がどうとか関係ない、調子がこれ以上悪くなるというのなら、悪くなりやがれ。その気持ちで挑みます。