またしても終盤の詰む詰まない問題が実戦で出たのでこちらに出しておきます。
【図は△1四歩まで】
後手の持駒:飛 金 歩 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ 飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・|一
| ・ ・ ・ ・ ・ ・v金v玉 ・|二
| ・ ・ ・ 歩 とv金 ・v銀 ・|三
|v歩 歩 ・ ・v歩 ・ ・v歩v歩|四
| ・ ・ ・v歩v角 ・v歩 ・ 銀|五
| 歩 ・v歩 ・ ・ ・v桂 歩 玉|六
| 角v歩 ・ ・ ・ ・ 桂 ・ ・|七
| 香 ・ ・ ・ ・ ・ 銀 ・ ・|八
| ・ 桂 ・ ・ ・ 金 ・ ・ 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:銀 桂 香 歩四 
手数=116  △1四歩  まで

ここから▲1一銀△3三玉▲4三と△同玉▲4一飛成△4二歩とした局面が下図。
【図は△4二歩まで】
後手の持駒:飛 金 歩 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・ ・ 龍 ・ ・ 銀|一
| ・ ・ ・ ・ ・v歩v金 ・ ・|二
| ・ ・ ・ 歩 ・v玉 ・v銀 ・|三
|v歩 歩 ・ ・v歩 ・ ・v歩v歩|四
| ・ ・ ・v歩v角 ・v歩 ・ 銀|五
| 歩 ・v歩 ・ ・ ・v桂 歩 玉|六
| 角v歩 ・ ・ ・ ・ 桂 ・ ・|七
| 香 ・ ・ ・ ・ ・ 銀 ・ ・|八
| ・ 桂 ・ ・ ・ 金 ・ ・ 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:金 桂 香 歩四 
手数=122  △4二歩  まで

ここからやはり後手玉に詰みがあります。
弊社計測では最短で23手のようですが、実際のところはよくわかりません。

正解は月明けぐらいに。
また、もし解けたという方は問題図で△4二金打とした場合の先手の勝ち筋を考えてみてください。

検討でやったものの忘れちゃったので、できればコメント欄にこっそりとお願いします。。。 
 

(2016/4/9追記 正解を続きに書きました)
さて解答です。
前回と比べるとやや難易度が下がった代わりに、手順の必然性が薄れています。
ここで示した手順以外にも詰みがありそうなのでその辺りはご了承願います。

【図△4二歩まで】
後手の持駒:飛 金 歩 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・ ・ 龍 ・ ・ 銀|一
| ・ ・ ・ ・ ・v歩v金 ・ ・|二
| ・ ・ ・ 歩 ・v玉 ・v銀 ・|三
|v歩 歩 ・ ・v歩 ・ ・v歩v歩|四
| ・ ・ ・v歩v角 ・v歩 ・ 銀|五
| 歩 ・v歩 ・ ・ ・v桂 歩 玉|六
| 角v歩 ・ ・ ・ ・ 桂 ・ ・|七
| 香 ・ ・ ・ ・ ・ 銀 ・ ・|八
| ・ 桂 ・ ・ ・ 金 ・ ・ 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:金 桂 香 歩四 
手数=122  △4二歩  まで



問題図再掲。
歩を打ったところなので、返す刀で香を打ってみたくなるのは自然だと思われます。よって▲4七香。 
対して飛車合は後に▲5三飛と打った際早く詰むので△4四金。 
▲同香△同角も普通の手順でしょう。 

ここで▲5五桂が手筋。
△同歩は▲5四金が痛く、△同玉は▲5二龍で、△3三玉は▲4四金で簡単な詰み。
また△3三玉は▲3四歩△同銀▲2四銀△同玉▲2五金以下追っていけば詰み。
よって△同角とするよりありませんが、▲5三金とこちらから打つことができるようになりました。

【図は△3三玉まで】
後手の持駒:飛 桂 香 歩 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・ ・ 龍 ・ ・ 銀|一
| ・ ・ ・ ・ ・v歩v金 ・ ・|二
| ・ ・ ・ 歩 金 ・v玉v銀 ・|三
|v歩 歩 ・ ・v歩 ・ ・v歩v歩|四
| ・ ・ ・v歩v角 ・v歩 ・ 銀|五
| 歩 ・v歩 ・ ・ ・v桂 歩 玉|六
| 角v歩 ・ ・ ・ ・ 桂 ・ ・|七
| 香 ・ ・ ・ ・ ・ 銀 ・ ・|八
| ・ 桂 ・ ・ ・ 金 ・ ・ 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:金 歩四 
手数=130  △3三玉  まで



さてこの局面が最初の関門。
若干不利感のある局面ではありますが、角のラインが4二にまで通っていることに着目して
▲3四歩△同銀▲3二龍△同玉▲4二金
とするのが正解。 
簡単にこれが正解と言っていますが、実際問題ここから先を読み切るのもまだ容易ではありません。
ただし実戦では、▲4二金のルートが見えていれば消去法でこれを選ぶことになると思われます。

ここで△3三玉と△2三玉の2通りの逃げ方がありますが、
△3三玉の詰み筋は△2三玉ルートの一部で合流するので省きます。

【図は△2三玉まで】
後手の持駒:飛二 桂 香 歩二 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 銀|一
| ・ ・ ・ ・ ・ 金 ・ ・ ・|二
| ・ ・ ・ 歩 ・ ・ ・v玉 ・|三
|v歩 歩 ・ ・v歩 ・v銀v歩v歩|四
| ・ ・ ・v歩v角 ・v歩 ・ 銀|五
| 歩 ・v歩 ・ ・ ・v桂 歩 玉|六
| 角v歩 ・ ・ ・ ・ 桂 ・ ・|七
| 香 ・ ・ ・ ・ ・ 銀 ・ ・|八
| ・ 桂 ・ ・ ・ 金 ・ ・ 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:金二 歩四 
手数=136  △2三玉  まで



△2三玉には▲2二金と打つ一手。
ここで1)△2二同角 2)△3三玉に分かれます。

1)△2二同角
▲同銀成△同玉▲3一角△3三玉までは進むところ。(△2三玉は▲1三金△3三玉▲2二角成)
そこまで行けば▲3二金と捨てて角を成る筋も見えることでしょう。

△2二同角▲同銀成△同玉▲3一角△3三玉▲3二金△同玉▲4二角行成△2三玉▲1三金まで。

【図は▲1三金まで】
後手の持駒:飛二 金二 銀 桂 香 歩二 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・ ・ ・ 角 ・ ・|一
| ・ ・ ・ ・ ・ 馬 ・ ・ ・|二
| ・ ・ ・ 歩 ・ ・ ・v玉 金|三
|v歩 歩 ・ ・v歩 ・v銀v歩v歩|四
| ・ ・ ・v歩 ・ ・v歩 ・ 銀|五
| 歩 ・v歩 ・ ・ ・v桂 歩 玉|六
| ・v歩 ・ ・ ・ ・ 桂 ・ ・|七
| 香 ・ ・ ・ ・ ・ 銀 ・ ・|八
| ・ 桂 ・ ・ ・ 金 ・ ・ 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:歩四 
手数=147  ▲1三金  まで

後手番


2)△3三玉
とりあえず▲3二金右△4四玉までは進むところ。(△2三玉は▲1四銀△同玉▲1五歩△2三玉▲1四金)
そこで▲4三金と捨てるのが決め手。
△同銀は▲4五金の頭金までなので△同玉ですが、▲4二角成が入り追い詰めルートに入ります。

△3三玉▲3二金右△4四玉▲4三金△同玉▲4二角成△4四玉▲4三金△同銀▲4五歩△3四玉▲2四馬まで。

【図は▲2四馬まで】
後手の持駒:飛二 金二 桂 香 歩二 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 銀|一
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ 金 ・ ・|二
| ・ ・ ・ 歩 ・v銀 ・ ・ ・|三
|v歩 歩 ・ ・v歩 ・v玉 馬v歩|四
| ・ ・ ・v歩v角 歩v歩 ・ 銀|五
| 歩 ・v歩 ・ ・ ・v桂 歩 玉|六
| ・v歩 ・ ・ ・ ・ 桂 ・ ・|七
| 香 ・ ・ ・ ・ ・ 銀 ・ ・|八
| ・ 桂 ・ ・ ・ 金 ・ ・ 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:歩四 
手数=149  ▲2四馬  まで

後手番


 ということで、最長手順で25手でした。
また僕の実戦でこういう詰む詰まない問題が現れた際には出題したいと思います。
あと大体出題している人間は実戦で詰まし切れてないです。かっこよく詰ましあげたいところですが。