週末、所用があって2泊3日で東京へ行ってきました。
金曜日の夕方に東京着。この日は特に予定もなく、宿泊場所のネカフェに行くまでの時間をどう潰すか考えた末に、「せっかくだし千駄ヶ谷に行っちゃうか」。
行きの新幹線の中で、土曜日の用事が済んだ後に将棋会館の道場へ行く計画は考えていたのですが、この日のうちに行ってみることにしました。ただし時間や体力的なことを考えて、道場で指すのは計画通り翌日にまわして、この時は駅からの道順確認だけ。そのかわり、プロの先生の対局時の出前で有名な「みろく庵」や「ほそ島や」に行くという絶妙手を思いついて一人でテンションが上がっていました。
千駄ヶ谷駅を出るとすぐ目の前に津田塾大学。(写真の腕は50級くらいであることをご了承ください)
駅前の通りをしばらく歩いて行くと・・・
将棋堂のある鳩森八幡神社。ここまで来れば将棋会館も目の前です。
実は中学校の修学旅行で、同じクラスの将棋好きだった友人2人と一度訪れたことがあったので今回が2回目。当時は職員さんから説明を聞いて、お土産に将棋世界の最新号をもらって・・・というくらいで滞在時間もそんなに長くなかった記憶があるので、改めてじっくりと建物を見ると感慨深くなりました。
この日は将棋会館からさらに2、3分ほど歩いたところにある「ほそ島や」で夕食。
中は静かで落ち着いた雰囲気の、まさに昔ながらの食堂といった感じでした。静かな中で携帯のカメラのシャッター音を響かせるのは気が引けたので、料理の写真は撮れませんでした><
今回いただいたのは「鳥南ばんそば」(850円)。一言で表すならシンプルイズベスト。つゆはやや濃いめに感じたので多少は好き嫌いが分かれるかもしれませんが、個人的にはとても好きな味でした。
ちなみに注文をしてしまった後で「ほそ島や=カレーライス」のイメージがなんとなくあったのを思い出してやや後悔。いつかまた来れたらカレーライスを食べてみたいと思います。
翌日の土曜日は夕方5時半頃にいよいよ将棋会館2階の道場へ。小さい子どもからお年寄りまで、40~50人くらいで賑わっていました。受付をしてくれたお姉さんが結構可愛かったです。
24で五段だと伝えた後(最近また四段と反復横跳びになってますが><)、まずは道場内での棋力認定ということで三段の中学生くらいの子と指すことに。
▲5七銀左急戦からの▲4六歩に対して△5四銀と出る形に。図で▲2四歩ならまだアヤがあったかもしれませんが、▲2三銀不成としたため△4五歩▲同歩△3三桂が絶好の活用になって一丁上がり。
この調子でさくっと五段くらい認定してもらおうかね、なんて思っていると、2局目は初段の小学生くらいの子との角落ち。
・・・あれ?
この後にとどめの悪手も出て20手後くらいに投げました。てへぺろ。
3局目は三段の大人の方と。対居飛穴で仕掛けのところはリードを奪ったものの、その後調子に乗って最短の勝ちを目指そうとしたのが疑問で混戦になります。
第3図は△8九竜で桂を拾われ、△2五桂からの詰めろ。後手玉に詰みはなく、▲2六歩のような受けでは一手一手になりそうです。
第3図以下▲2五桂△同金▲6三飛成△4一桂▲5一歩成△同角▲5二竜△4二角▲2二銀引不成(第4図)
▲2五桂の犠打で先手玉の詰めろは消えますが、今度は攻め駒が足りないのでやはり厳しい形勢です。▲6三飛成には強く△5四馬で後手の勝ち筋だったようですが、本譜は第4図まで急転直下の幕切れでした。△2二同馬は▲4三金、△4四玉は▲4五金までです。
4局目は大学生くらいの三段の方と。
以下略。楽観しすぎて実はかなり怪しくなった瞬間もありましたが、逆転には至らず。いい時間になったのでここでお暇することにしました。
肝心の棋力認定はというと、3局目までの成績で三段に認定されました。まあ実力通りですね(白目)
対局時計を使っていなかったり、待ち時間が少し長くなることがあったりという不満はありましたが、マナーの悪い方や長すぎる長考をするような方は見受けられなかったので、楽しく将棋を指すことができました。全体の雰囲気も和やかで、道場自体が初めてという方でも比較的入りやすいかと思います。
夜8時過ぎに将棋会館を出て、千駄ヶ谷駅の方向へ。今回の聖地巡礼のラストを飾るのは、駅から徒歩数分のところにある「みろく庵」です。
夜の時間帯は居酒屋も兼ねているようで、夜中まで営業しています。自分が行った時は5人くらいのグループで飲んでいる方もいて、「ほそ島や」とは対照的な賑やかさでした。
注文したのはこちら。
藤井四段が29連勝を決めた時の昼食として注目された「豚キムチうどん」(950円)、プラス誘惑に負けて生ビール大(700円)。豚キムチうどんは辛さは控えめで優しい味わいでしたが、それでいてビールはどんどん進みます。ビールもなかなかの大きさだったので、何かもう一品おつまみを頼んでちょうどいいくらいだったかも。
・・・という感じの聖地巡礼旅in千駄ヶ谷でした。まだまだ「ふじもと」やら「紫金飯店」やら、巡りきれていないところもたくさんありますが、とりあえずは満足。
金曜日の夕方に東京着。この日は特に予定もなく、宿泊場所のネカフェに行くまでの時間をどう潰すか考えた末に、「せっかくだし千駄ヶ谷に行っちゃうか」。
行きの新幹線の中で、土曜日の用事が済んだ後に将棋会館の道場へ行く計画は考えていたのですが、この日のうちに行ってみることにしました。ただし時間や体力的なことを考えて、道場で指すのは計画通り翌日にまわして、この時は駅からの道順確認だけ。そのかわり、プロの先生の対局時の出前で有名な「みろく庵」や「ほそ島や」に行くという絶妙手を思いついて一人でテンションが上がっていました。
千駄ヶ谷駅を出るとすぐ目の前に津田塾大学。(写真の腕は50級くらいであることをご了承ください)
駅前の通りをしばらく歩いて行くと・・・
将棋堂のある鳩森八幡神社。ここまで来れば将棋会館も目の前です。
実は中学校の修学旅行で、同じクラスの将棋好きだった友人2人と一度訪れたことがあったので今回が2回目。当時は職員さんから説明を聞いて、お土産に将棋世界の最新号をもらって・・・というくらいで滞在時間もそんなに長くなかった記憶があるので、改めてじっくりと建物を見ると感慨深くなりました。
この日は将棋会館からさらに2、3分ほど歩いたところにある「ほそ島や」で夕食。
中は静かで落ち着いた雰囲気の、まさに昔ながらの食堂といった感じでした。静かな中で携帯のカメラのシャッター音を響かせるのは気が引けたので、料理の写真は撮れませんでした><
今回いただいたのは「鳥南ばんそば」(850円)。一言で表すならシンプルイズベスト。つゆはやや濃いめに感じたので多少は好き嫌いが分かれるかもしれませんが、個人的にはとても好きな味でした。
ちなみに注文をしてしまった後で「ほそ島や=カレーライス」のイメージがなんとなくあったのを思い出してやや後悔。いつかまた来れたらカレーライスを食べてみたいと思います。
翌日の土曜日は夕方5時半頃にいよいよ将棋会館2階の道場へ。小さい子どもからお年寄りまで、40~50人くらいで賑わっていました。受付をしてくれたお姉さんが結構可愛かったです。
24で五段だと伝えた後(最近また四段と反復横跳びになってますが><)、まずは道場内での棋力認定ということで三段の中学生くらいの子と指すことに。
▲5七銀左急戦からの▲4六歩に対して△5四銀と出る形に。図で▲2四歩ならまだアヤがあったかもしれませんが、▲2三銀不成としたため△4五歩▲同歩△3三桂が絶好の活用になって一丁上がり。
この調子でさくっと五段くらい認定してもらおうかね、なんて思っていると、2局目は初段の小学生くらいの子との角落ち。
・・・あれ?
この後にとどめの悪手も出て20手後くらいに投げました。てへぺろ。
3局目は三段の大人の方と。対居飛穴で仕掛けのところはリードを奪ったものの、その後調子に乗って最短の勝ちを目指そうとしたのが疑問で混戦になります。
第3図は△8九竜で桂を拾われ、△2五桂からの詰めろ。後手玉に詰みはなく、▲2六歩のような受けでは一手一手になりそうです。
第3図以下▲2五桂△同金▲6三飛成△4一桂▲5一歩成△同角▲5二竜△4二角▲2二銀引不成(第4図)
▲2五桂の犠打で先手玉の詰めろは消えますが、今度は攻め駒が足りないのでやはり厳しい形勢です。▲6三飛成には強く△5四馬で後手の勝ち筋だったようですが、本譜は第4図まで急転直下の幕切れでした。△2二同馬は▲4三金、△4四玉は▲4五金までです。
4局目は大学生くらいの三段の方と。
以下略。楽観しすぎて実はかなり怪しくなった瞬間もありましたが、逆転には至らず。いい時間になったのでここでお暇することにしました。
肝心の棋力認定はというと、3局目までの成績で三段に認定されました。まあ実力通りですね(白目)
対局時計を使っていなかったり、待ち時間が少し長くなることがあったりという不満はありましたが、マナーの悪い方や長すぎる長考をするような方は見受けられなかったので、楽しく将棋を指すことができました。全体の雰囲気も和やかで、道場自体が初めてという方でも比較的入りやすいかと思います。
夜8時過ぎに将棋会館を出て、千駄ヶ谷駅の方向へ。今回の聖地巡礼のラストを飾るのは、駅から徒歩数分のところにある「みろく庵」です。
夜の時間帯は居酒屋も兼ねているようで、夜中まで営業しています。自分が行った時は5人くらいのグループで飲んでいる方もいて、「ほそ島や」とは対照的な賑やかさでした。
注文したのはこちら。
藤井四段が29連勝を決めた時の昼食として注目された「豚キムチうどん」(950円)、プラス誘惑に負けて生ビール大(700円)。豚キムチうどんは辛さは控えめで優しい味わいでしたが、それでいてビールはどんどん進みます。ビールもなかなかの大きさだったので、何かもう一品おつまみを頼んでちょうどいいくらいだったかも。
・・・という感じの聖地巡礼旅in千駄ヶ谷でした。まだまだ「ふじもと」やら「紫金飯店」やら、巡りきれていないところもたくさんありますが、とりあえずは満足。
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