気付けばもう年末なので、一年の振り返りでも。


個人的にはまず、一年間大きなケガや病気もなく健康に過ごせたことが何よりも良かったと思います(こういうことをしみじみ考えてしまう歳になったんですね)。一方で、今年の漢字が「災」になったように自然災害の多い年でしたので、来年は災害の少ない、より多くの方が平穏に過ごせる一年であってほしいという思いでもあります。

将棋のほうでは、24で久々に最高Rの更新はありましたが、根本的な棋力はそれほど変わっていないでしょう。ただ、序盤の知識に関してはわずかながらに勉強してわずかながらに強化されたと思います。序盤は基本的に「ものすごく困った時にちょっとだけ勉強する」スタンスで、これまでの例だと相振りの「菅井流」B面攻撃だったり、中飛車左穴熊だったり、無策だと相当勝てないなと痛感した時にようやく対策を調べ始める、という感じです。なので進歩するにしても牛歩の歩みにしかなりませんが、まあ少しずつでも伸ばしていければと思っています。

あとは前回の記事にある通り、リアル団体戦に参加できたのは一つ大きな思い出になりました。大会前は持ち時間15分×5局という中でのスタミナ切れが不安の種で、大会一週間前の土日には24で「スパーリング」と称して計34局指しているのですが、ものの見事に2日間で150点以上落としています。そんなわけで当日は「1~2勝もできれば御の字」という心境でしたが、結果はどうにかこうにか仕事をできてホッと一息でした。

スパーリング中でも大会中でも、ポカをしてしまうとどうしても熱くなったりガックリきたりしてしまうものですが、そんな時に考えるようにしていたのが「一生懸命に指した結果ならしょうがない」「自分なりに一生懸命指すことが大事だ」。これで気持ちがスッと楽になって落ち着くことができたので、来年もこの心掛けで指し続けたいものです。


プロ棋界に目を向けると、今年は世代交代の4文字を強く印象付けられる年になりましたね。羽生先生の無冠転落はまさかという思いでしたが、無冠となったことで逆に、今まで積み重ねてこられたものの凄さを再認識できたような気もします。竜王戦も最後は本当の紙一重のところ(振り駒も含めて)で明暗が分かれたのだろうと思いますし、羽生先生はこれで終わりではないはず、と期待の持てるシリーズでもありました。

あとは藤井聡太先生をはじめとする若手世代の先生が来年どんな活躍を見せるか。平成という時代の終わりとともに、将棋界も新たな時代を迎えるのかどうか、ファンとして見守りたいと思います。


今年も一年間お世話になった皆様、ありがとうございました。どうぞよいお年をお迎えください。