狼将棋のブログ

2014年09月

中盤の課題を見つけるということは、ある意味自分の将棋に真剣に向き合うということです。今まで感覚的に捉えていたところだけに、それを言語化出来れば一番理想的ですね。これは自分だけだとなかなかわからない部分だと思うので、対局の棋譜を亀さんに見ていただくことにしました。

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前回のテーマでは、序盤戦法で弱点となっている箇所の補修をし、棋力を上げることが出来ました。序盤の穴を完璧に塞ぎ切ったとはまだまだ言えないですが、直近で差し迫っている序盤の課題の解決はこれで完了したと思っています。

次のテーマは中盤あるいは終盤の何かです。 ここ最近の実戦の中で、というより何年も前からですが、「中盤が苦手だなあ」とか、「得意のはずの終盤でもまだ見落としがあるなあ」と何となくは感じていました。しかしその中で具体的に何が苦手なのか、あるいはそれはすぐに改善すべきことなのか、がはっきりとわかっていなかった(わかろうともしなかった)のです。

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定期的に(しょっちゅう?)来る不調期に入ってしまった感じです。月曜日に少しもやもやした気持ちのまま2局指したところ、読みも入ってなければ気持ちもまるで入ってない将棋が続き、自分に呆れてしまったのでそこで終了。翌日は気分のいい状態で指し始めましたが、今度は純粋に力不足で連敗。五段に留まれないのも止む無し、な状態です。

・・・で、そんな時だからこそこのシリーズを書いて、自分の中で色々と整理しようと思います。今回は技術的な面よりも、将棋を指す時の「気の持ちよう」のほうをメインに。



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テーマ:序盤の穴をカバーする
目標: 序盤戦法の中で弱点となっている部分を補修して棋力を上げる。今テーマでは、先手番で初手▲5六歩から中飛車にすることで、苦手な右四間飛車などの変化を避けるようにした。
やったこと:中飛車戦法の定跡調査(サイトやソフト等)、実戦(74局)、対局後の反省•分析(自戦記含む)
上昇レート:50(体感で2025くらい → 2075くらい)

戦績:74戦43勝(0.58)
 先手番勝率=25/42=0.6 内訳(中飛車(対抗形)=17/27=0.63、中飛車(相振り飛車)=8/14=0.57、相矢倉=0/1=0)
 後手番勝率=18/32=0.56 内訳(相振り飛車=8/12=0.67、三間飛車(対抗形)=2/4=0.5、角換わり=4/9=0.44、矢倉等=4/6=0.67)

残る課題:1.中飛車の押さえ込みをやられた場合の変化
     2.後手番の変化(特に一手損角換わり)


2.はレートが2300くらいになってから改めて考えるくらいで大丈夫ですかね。1.はこれから中終盤に重点を置いて進めていく中で嫌でもぶつかる壁なので、その時にやります。

というわけで次のテーマに移りたいと思います。次はどうしましょうかね。

フラ盤の自分用テストも兼ねつつ(きらりさんありがとうございます)、久々に自戦記。
なお対局後に、GPS先生に1手20秒で検討していただきました。



100手目の△6七角が悔やんでも悔やみきれないところで、おそらく悪手であろうということは悟っていながらも秒に追われて指してしまい・・・。しかし正解手自体は見えにくいわけでもないごく普通の手なので、これくらいは秒読みでも指せなきゃいけないですね。

こういう手痛い逆転負けは数えきれないくらい経験しているのですが、未だにこうして同じ過ちを繰り返してしまうわけで。よく「一度した失敗は繰り返すな」なんて言いますが、結局は何回も何回も繰り返してしまうのが人間というものなのね・・・なんて悲しくなりつつ、しかしこうして人は強くなっていくものなのだ(精神的にも棋力的にも)・・・と前向きに考えることにするのでした。

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