脳内将棋盤の特訓はぼちぼち続けつつ(ねずみ将棋の目隠しはちょくちょく指しきれるようになってきました)、気が向いたので先日久々にネット麻雀の天鳳で打ち始めました。

天鳳はだいぶ前に一度ハマって、確か二段くらいまで上がってから理不尽な負けが続いて降段してやめたような記憶があります。今回は新しいIDを登録してゼロからの再スタートです。

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現時点の成績。現在は二段で「上級卓」で打っていますが、四段に上がれば「特上卓」(24で言うと段タブくらいの位置付け?)で打てるので、そこが一つの目標になりそうです。

まだまだ対戦数が少ないので何とも言えませんが、ここまではまあまあ打ててるのかなと思います。放銃率の低さだけは自慢で、やむを得ない場合(リーチ後の放銃や序盤のダマテンに刺さる等)以外は極力放銃しないというのを意識しながら打っています。受けにまわるのは「好き」だけど「得意」というわけではないし暴発する時はする・・・というのは、そっくりそのまま将棋の棋風と重なります。

天鳳のポイントのシステムは1位と2位がプラス、3位が増減なしで4位がマイナス(段位が上がるほどマイナスが大きくなる)なので、「いかにして4位を回避するか」が重要になってきます。そのためにはアガる回数を多くするよりも放銃する回数を減らすほうが合理的です・・・というかシステム云々以前に自分はこういう麻雀しか打てない性格ですが><

例え親番だろうが満貫テンパイだろうが、降りる時はしっかり降りる。そうしてじっとチャンスを待って、チャンスが来たら一気に逆転する。赤牌(ドラと同じ扱い)ありのルールで打っているので、満貫や跳満はいくらでも出るため逆転も起こりやすいです。逆に手牌やツモに恵まれない時はずるずるとジリ貧になっていくのですが・・・。

自分の打ち方は少し極端だとは思いますが、麻雀は基本的に我慢するゲームだというのは間違いないところでしょう。4人が一斉にアガリを目指すわけで、単純に考えればアガれるのは4局に1回で、あとの3局は我慢しなければいけないのです。「親番でもさらっと降りちゃう自分カッケー」とか思いながら打つくらいでちょうどいいのかもしれません、というか実際思ってます。

麻雀ほどではないかもしれませんが、将棋も我慢が大切だと度々痛感します。先日のA級順位戦最終局、久保先生は豊島先生の切れそうで切れない攻めに対し我慢して我慢して我慢して、それでも最後は押し切られてしまっていました。これ以上疲れる負け方はない、という感じですが、特に振り飛車党はこういう展開にも耐えられる精神力と受けの力が必要なのだろうなと思います。

じっと我慢してチャンスを待つ。そしてチャンスが来た時に逃さず確実にものにする。麻雀も将棋もそれが理想的な形です。