24でついさっき指した将棋の自戦記です。対局後は、何ヶ月か前にPCへ召喚したGPS先生にも棋譜を見ていただきました。
相手はだいたい同じくらいの点数の方。 自分の先手番で、▲7六歩△3四歩▲6六歩△5四歩▲7八飛△5二飛の出だしになり、後手はそこから左穴熊の作戦を採用しました。
個人的には、この中飛車左穴熊の作戦にはそこまで苦手意識はありません。図のように▲6六銀型に組んで5五の位を負担にする、という分かりやすい方針があるので、通常の四間飛車vs居飛車穴熊よりも気分的には楽です。
図は△3五歩▲同歩△同銀に▲3六歩と打ったところで、全く何気ない局面のようですが、なんとここでGPS先生が激怒しました。
GPS先生「馬鹿者!△2六銀▲同銀△2四飛で痺れておるじゃろうが!」
亀「・・・先生、そんな筋知りませんよ」
△2六銀!▲同銀△2四飛から、何が なんでも銀を取って△8七銀で潰れ、のようです。相手も気付かず△4四銀と引いてくれたので助かりましたが、いやはや序盤からこんな落とし穴があったとは・・・。
△4四銀以下はじわじわと押さえ込みを目指し、目標にしていた5五の歩もタダで取ることができて好調な流れです。
第2図は端に手を付け、▲3四歩の突き出しに△同飛と取ったところ。こんなの誰がどう見ても▲7六飛と気分良く取る一手ですが、珍しく作戦勝ちになった動揺(?)からか▲2五桂と攻め急いでしまいます。以下△2四銀▲1三桂成△同銀引▲3六香△7四飛▲3二香成△同金・・・と、一見好き放題に攻めているような順ですが歩越しの▲5六飛の形がひどく、香を渡すと△5四香の痛打も生じます。
実戦も痛打を喰らいました。ここで▲5五銀から辛抱強く指せばいいものを、完全に気が動転しているので▲4二金△同金▲5四飛△同飛▲6三角と斬り合います。もちろんGPS先生も後手大優勢の評価。
第4図は終盤、△4五歩の叩きに一本▲1五香と走ったところ。普通に△1四歩でも困っていますが、強く△4六歩と攻め合いに来られました。この手でGPS先生は機嫌を損ねたようですが、まだ後手良しの評価です。
△4六歩の瞬間はまだ一手の猶予がありそうな形なので、もちろんこの瞬間に猛ラッシュをかけます。▲1三香成△同桂▲1二歩△2一玉▲3六香△3三歩▲6一飛△3一香▲1一歩成(第5図)
ここで△同玉▲3三香成△同金▲同角成△2一金と進めれば後手勝勢、というのがGPS先生の判断。なるほど詰めろが続かなそうな形です。実戦は△3二玉▲5三銀と進み、いよいよ怪しい雰囲気が出てきたか、というところ。
クライマックスは第6図。GPS先生曰く、ここで△5三同金▲同角成として、△1六桂▲同銀△1九角の筋で詰みがあったようです。対局中はそもそも自玉を一切見ていません・・・。実戦は△4一銀と埋めたので、▲4三金以下ヒーヒー言いながらもなんとか寄せきりました。
この勝ちで最高Rを更新。少しずつ24を再開してみて、勝ち運には恵まれている感じですが内容は結構ひどいのが何とも・・・。この将棋も反省点満載でした。できれば来年の春くらいには一瞬でも2300点に到達して、来年中には2300以上で安定できるくらいの実力を付けれたらいいなあと思います。
相手はだいたい同じくらいの点数の方。 自分の先手番で、▲7六歩△3四歩▲6六歩△5四歩▲7八飛△5二飛の出だしになり、後手はそこから左穴熊の作戦を採用しました。
個人的には、この中飛車左穴熊の作戦にはそこまで苦手意識はありません。図のように▲6六銀型に組んで5五の位を負担にする、という分かりやすい方針があるので、通常の四間飛車vs居飛車穴熊よりも気分的には楽です。
図は△3五歩▲同歩△同銀に▲3六歩と打ったところで、全く何気ない局面のようですが、なんとここでGPS先生が激怒しました。
GPS先生「馬鹿者!△2六銀▲同銀△2四飛で痺れておるじゃろうが!」
亀「・・・先生、そんな筋知りませんよ」
△2六銀!▲同銀△2四飛から、何が なんでも銀を取って△8七銀で潰れ、のようです。相手も気付かず△4四銀と引いてくれたので助かりましたが、いやはや序盤からこんな落とし穴があったとは・・・。
△4四銀以下はじわじわと押さえ込みを目指し、目標にしていた5五の歩もタダで取ることができて好調な流れです。
第2図は端に手を付け、▲3四歩の突き出しに△同飛と取ったところ。こんなの誰がどう見ても▲7六飛と気分良く取る一手ですが、珍しく作戦勝ちになった動揺(?)からか▲2五桂と攻め急いでしまいます。以下△2四銀▲1三桂成△同銀引▲3六香△7四飛▲3二香成△同金・・・と、一見好き放題に攻めているような順ですが歩越しの▲5六飛の形がひどく、香を渡すと△5四香の痛打も生じます。
実戦も痛打を喰らいました。ここで▲5五銀から辛抱強く指せばいいものを、完全に気が動転しているので▲4二金△同金▲5四飛△同飛▲6三角と斬り合います。もちろんGPS先生も後手大優勢の評価。
第4図は終盤、△4五歩の叩きに一本▲1五香と走ったところ。普通に△1四歩でも困っていますが、強く△4六歩と攻め合いに来られました。この手でGPS先生は機嫌を損ねたようですが、まだ後手良しの評価です。
△4六歩の瞬間はまだ一手の猶予がありそうな形なので、もちろんこの瞬間に猛ラッシュをかけます。▲1三香成△同桂▲1二歩△2一玉▲3六香△3三歩▲6一飛△3一香▲1一歩成(第5図)
ここで△同玉▲3三香成△同金▲同角成△2一金と進めれば後手勝勢、というのがGPS先生の判断。なるほど詰めろが続かなそうな形です。実戦は△3二玉▲5三銀と進み、いよいよ怪しい雰囲気が出てきたか、というところ。
クライマックスは第6図。GPS先生曰く、ここで△5三同金▲同角成として、△1六桂▲同銀△1九角の筋で詰みがあったようです。対局中はそもそも自玉を一切見ていません・・・。実戦は△4一銀と埋めたので、▲4三金以下ヒーヒー言いながらもなんとか寄せきりました。
この勝ちで最高Rを更新。少しずつ24を再開してみて、勝ち運には恵まれている感じですが内容は結構ひどいのが何とも・・・。この将棋も反省点満載でした。できれば来年の春くらいには一瞬でも2300点に到達して、来年中には2300以上で安定できるくらいの実力を付けれたらいいなあと思います。
先手:kame1223
後手:某四段
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △5四歩 ▲7八飛 △5二飛
▲6八銀 △5五歩 ▲5八金左 △5四飛 ▲8六歩 △4二玉
▲7五歩 △3二玉 ▲6七銀 △3三角 ▲4八玉 △2二玉
▲3八銀 △1二香 ▲3九玉 △1一玉 ▲4六歩 △6二銀
▲4七金 △5三銀 ▲2八玉 △2二銀 ▲3六歩 △3一金
▲7六飛 △5一金 ▲6五歩 △4一金右 ▲6六銀 △3二金右
▲1六歩 △1四歩 ▲2六歩 △4四銀 ▲2七銀 △3五歩
▲同 歩 △同 銀 ▲3六歩 △4四銀 ▲3八金 △9四歩
▲3七桂 △4二角 ▲4五歩 △3三銀引 ▲5五銀 △8四飛
▲7七角 △7四歩 ▲6四歩 △同 歩 ▲7四歩 △7五歩
▲5六飛 △7四飛 ▲4六銀 △5三歩 ▲3五歩 △7六歩
▲8八角 △6五歩 ▲1五歩 △同 歩 ▲1三歩 △同 香
▲3四歩 △同 飛 ▲2五桂 △2四銀 ▲1三桂成 △同銀引
▲3六香 △7四飛 ▲3二香成 △同 金 ▲4四歩 △同 歩
▲4三歩 △同 金 ▲3二金 △5四香 ▲4二金 △同 金
▲5四飛 △同 飛 ▲6三角 △7八飛 ▲5四角成 △同 歩
▲4四角 △4五歩 ▲1五香 △4六歩 ▲1三香成 △同 桂
▲1二歩 △2一玉 ▲3六香 △3三歩 ▲6一飛 △3一香
▲1一歩成 △3二玉 ▲5三銀 △4三金打 ▲6二飛成 △4一銀
▲4二銀成 △同 銀 ▲5三金 △4一銀 ▲4三金 △同 玉
▲6三龍 △5三桂 ▲同角成 △同 銀 ▲3五桂 △4四玉
▲4五歩 △同 玉 ▲4六金 △3四玉 ▲5三龍 △1六歩
▲5四龍 △4四歩 ▲4三桂成 △2四玉 ▲4四龍
まで137手で先手の勝ち
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