先月の記事を書いた時点(4/7)で2100を切っていたR点ですが、4/13に2200点に復帰、その後も上下運動をしつつ4/22に2250点まで戻し、昨日(5/2)ようやく2300点の五段まで戻せました。四段との行ったり来たりはまだしばらく続くでしょうが、さすがに三段まで落ちるのは今回で最後にしたいものです。
昨年末に点数を落としまくった時と同じく対局数はかなり多くなっていましたが、だいたい1日に2~3局くらいが自分にとってはちょうどいい、というのがわかってきたので、熱くなって雑な将棋を5局も6局も指してしまう、というようなことはほぼなくなりました。本当は4月中に五段まで戻すというのを一つの目標にしていたのですが、それにとらわれすぎて焦ることだけは避けよう・・・と心掛けられた点も、以前より少しは成長できたかなと思っています。
改めて振り返ると、負けが込んでいる時の内容は我慢できずに暴発する、駒が遊んでしまう、終盤に手が見えない・・・と、理想とする将棋のまさに正反対。
第1図は4月の頭に12連敗!していた最中の将棋。駒割りだけ見ると振り飛車の桂香得なのですが、左辺の形がもう「どこの初心者が指してるんだ」という状態で泣きたくなっていました。この後どうにか8八の角だけは駒台に載りましたが、他の駒が全て残ってしまっては勝てる道理がありません。
第2図は五段に戻した将棋。既に勝勢であとはどう決めるかというところですが、唯一の遊び駒を活用する▲7七桂が超絶ぴったりの一着。▲6五桂の一手詰めを見た詰めろで、以下は△5五歩▲3四金△4二金▲6五桂まで勝ち。第1図と第2図の先手が同じ人だと言ってもなかなか信じてもらえないかもしれません。
番外編として、短期間で派手な角のタダ捨てを2回したのも少し印象に残っています。いずれも善悪は別ですが。
第3図は3三の角を▲8八角成と引きつけられたところ。実際には△8九金や△7八銀打▲7九馬△6六角といった手でも後手勝ちのようですが、対局中は「金は渡せない」という判断から他の手が見えました。
実戦は第3図から△6六角!
▲7九馬を防ぎつつ、▲6六同馬には△8九金以下の詰みを見ています。場合によっては△2二角と竜を外す手もあり、これでも後手勝ちになっているようです。
第4図は6六の角を5五に出られたところで、後手玉は詰めろではないようですが次に▲7二歩成からかなり怖い格好になります。ここは△6四銀と外すのが最善で▲同角には△8八角から詰みがあるとのことですが、もちろんそこまで読み切るだけの終盤力は持っていません。第3図の将棋からまだ5日後だったこともあり、ここでもとっさに△6六角!とタダ捨てしました。▲6六同角と一手稼いで△6八歩成。最善手△6四銀の明快さには遠く及びませんが、一応この順でもリードは保てていたようです。以上、角捨て二連発でした。
昨年末に点数を落としまくった時と同じく対局数はかなり多くなっていましたが、だいたい1日に2~3局くらいが自分にとってはちょうどいい、というのがわかってきたので、熱くなって雑な将棋を5局も6局も指してしまう、というようなことはほぼなくなりました。本当は4月中に五段まで戻すというのを一つの目標にしていたのですが、それにとらわれすぎて焦ることだけは避けよう・・・と心掛けられた点も、以前より少しは成長できたかなと思っています。
改めて振り返ると、負けが込んでいる時の内容は我慢できずに暴発する、駒が遊んでしまう、終盤に手が見えない・・・と、理想とする将棋のまさに正反対。
第1図は4月の頭に12連敗!していた最中の将棋。駒割りだけ見ると振り飛車の桂香得なのですが、左辺の形がもう「どこの初心者が指してるんだ」という状態で泣きたくなっていました。この後どうにか8八の角だけは駒台に載りましたが、他の駒が全て残ってしまっては勝てる道理がありません。
第2図は五段に戻した将棋。既に勝勢であとはどう決めるかというところですが、唯一の遊び駒を活用する▲7七桂が超絶ぴったりの一着。▲6五桂の一手詰めを見た詰めろで、以下は△5五歩▲3四金△4二金▲6五桂まで勝ち。第1図と第2図の先手が同じ人だと言ってもなかなか信じてもらえないかもしれません。
番外編として、短期間で派手な角のタダ捨てを2回したのも少し印象に残っています。いずれも善悪は別ですが。
第3図は3三の角を▲8八角成と引きつけられたところ。実際には△8九金や△7八銀打▲7九馬△6六角といった手でも後手勝ちのようですが、対局中は「金は渡せない」という判断から他の手が見えました。
実戦は第3図から△6六角!
▲7九馬を防ぎつつ、▲6六同馬には△8九金以下の詰みを見ています。場合によっては△2二角と竜を外す手もあり、これでも後手勝ちになっているようです。
第4図は6六の角を5五に出られたところで、後手玉は詰めろではないようですが次に▲7二歩成からかなり怖い格好になります。ここは△6四銀と外すのが最善で▲同角には△8八角から詰みがあるとのことですが、もちろんそこまで読み切るだけの終盤力は持っていません。第3図の将棋からまだ5日後だったこともあり、ここでもとっさに△6六角!とタダ捨てしました。▲6六同角と一手稼いで△6八歩成。最善手△6四銀の明快さには遠く及びませんが、一応この順でもリードは保てていたようです。以上、角捨て二連発でした。