6年近く使い続けたノートパソコン(vista)を、先日ついに買い換えました。
買ったのはこちら。 寿命間近だったと思われる低スペックの旧PCに比べると、涙が出るほど快適です。
購入にあたってアドバイスをしてくださった茉麻さんときらりさんに感謝。
さて、パソコンも買い換えて心機一転、将棋の調子はというと・・・序中盤での手の見えなさ具合が酷く、終盤の逆転以外ではほとんど勝てていないという状態。らしいと言えばらしいのですが・・・。昨日24で指した将棋もそんな展開でした。内容的にはアレですが、「対局中に考えること・実践編」の良い題材にはなりそうだと思ったのでご紹介します。
戦型は四間飛車対居飛車穴熊。序盤で千日手含みの駆け引きがありつつ角交換が行われ、第1図は△8一玉と引いて様子を見たところです。ここはお互いに有効な手待ちが難しいところで、例えば先手が▲6八金寄と固めると△3九角▲5八飛△5七角成▲同飛△4六歩の強襲がありますし、後手も△8三銀~△7二金で銀冠に組み替えると▲5一角のような強襲の筋が生じます。
かと言って仕掛けもお互いに難しいので、こうなれば千日手が妥当なところなのかな、と考えていました(後手番だから不満はないけど、千日手自体は元々あまり好きではないので複雑な心境)。すると予想に反して、先手は思い切った仕掛けを決行してきました。
第1図から▲2四歩△同歩▲3五歩△同歩▲4五桂△同飛▲4六銀△4四飛▲3四歩△2二銀▲3二角(第2図)
桂損の仕掛けなのでさすがに無理筋だろう、と思いながら対応していましたが、▲4六銀に対する△4四飛が悪手。ここは△4二飛の一手で、以下▲3四歩に△2二銀と屈服しておけばそれ以上の厳しい攻めはなく後手良しでした。△4四飛は3四の地点に利かしたつもりの手でしたが、それでも▲3四歩と打たれてみると△同飛は▲4五銀、△同銀は▲2二角がいずれも厳しい手になります。
第2図の▲3二角には△1二角と打って受かっていると思っていたのですが、それは▲1四角成とされてしまうことに気づいて真っ青。秒読みの猶予時間も半分以上注ぎ込む長考に沈みます。このように「困ってから長考する」のは時間の悪い使い方なので、良い子のみんなはマネしないでね><
第2図以下△9六歩▲同歩△9七歩▲同香 △3九角▲2四飛△2三歩▲2七飛△6六角成▲7七金△3四飛▲2一角成△3三馬▲4五銀(第3図)
「受けてもしょうがないものは無闇に受けない」のが鉄則なので、開き直って△9六歩と戦線拡大を目指します。
△2三歩に対する▲2七飛は、4七の地点に利かした意味ですが働きが悪い位置なのでどうだったでしょうか。ちなみにGPS先生は▲2五飛から▲3五飛と活用する順を推奨されています。
▲7七金に対する△3四飛はギリギリの利かし。馬が間接的に先手玉を睨む急所のラインからどいてください、いいやどきたくありません、という攻防です。▲2一角成を見てほっと一息、急所のラインを維持して悠々△3三馬と引き揚げ・・・・・・た、その瞬間に▲4五銀が見えて倒れこみそうになりました。ああ、これは酷い・・・。
当然ながら、GPS先生もこの2手で評価値300→1000超えと大激怒。
さて、無残にも捕まってしまった後手の飛車ですが、「どういう形で飛車を取らせるのが一番マシか」というのがポイントになります。次の一手はかなりの勝負手のつもりでした。
第3図以下△2四飛▲2五歩△8五桂▲2四歩△7七桂成▲同桂△7五歩▲3四歩△6六馬▲7八桂(第4図)
第3図では、以前書いた主張点を1つは確保するということを考えました。 この場合の後手の主張点は、3三の馬が先手玉を間接的に睨む急所のラインにいること。
したがって、第3図から△8五桂▲3四銀△同馬▲2二馬のような展開は、駒損の上に主張点だった馬のラインも逸れ、逆に先手の馬が急所のラインを占めてしまう・・・という、後手に主張点の一切ない絶望的な局面になってしまいます。そこで、△2四飛▲2五歩として飛車を歩で取らせることによって、先手から3三の馬という急所の駒にアタックする手を遅らせたほうが少しは勝負形になりやすいのではないか・・・という判断をしました。
3三の馬が急所、ということはもちろん相手も分かっていて、飛車を取った後は▲3四歩~▲7八桂と急所の駒にアタックをかけてきます。さて第4図、今度は馬の処置をどうするかです。
第4図以下△7六歩▲6六桂△7七歩成▲同銀△8五桂▲8八銀△7六桂▲7四桂打△8八桂成▲同金△7三銀打▲2二馬△9五歩▲同歩△7七金▲8九桂(第5図)
第4図から△5七馬▲2二馬の展開では望みがないと判断し、馬を見捨てて攻めることにしました。しかし単純に△7七馬▲同銀△8五桂では、後々▲2二馬と取られる手が自陣にも利いてきて「絶品チーズバーガー(by藤井先生)」になってしまいます。
そこで、実戦は△7六歩▲6六桂△7七歩成▲同銀△8五桂と進めました。▲6六桂と跳ばせることによって、後の▲2二馬が守りに利かないようになります。これによって、▲2二馬という手の価値が「絶品チーズバーガー」から「銀を拾うだけの手」、状況次第では「一手パス」級の価値の低さにまで落とすことができるのです。▲6六桂と跳ばせたことで▲7四桂打の筋が生じ自玉も危険になりますが、元がド必敗なこともありこの程度のリスクは開き直って受け入れることができます。
△7三銀打のところでは△7九銀と詰めろをかけたかったのですが、▲8二飛△7一玉▲4四角が厳しいと判断した(合駒を使うと先手玉の詰めろが消えてしまう。GPS先生も先手勝ちの判断)ので止むを得ず自陣に投入しました。さすがにこれでは勝ち目がないなあ、とは思いつつも、粘れるところまでは粘ってみよう、と。
△9五歩は迷ったら歩を叩く(打つ) を実践したつもりでしたが、さすがに緩手で▲8二銀からはっきり先手勝ちになるようです。この利かし(ともいえないような手)が入り、さらにノータイムで打たれた第5図の▲8九桂を見て、ついにチャンスボールが来たかもしれない、という感触を得ます。
第5図以下△8八金▲同玉△7四金▲7七歩△7六歩▲同歩△6五金▲6七金△7五歩▲8六銀△7六金▲同金△同歩▲7四歩(第6図)
△8八金▲同玉△7四金で、瞬間的にではありますが詰めろがかかりました。ただ、GPS先生の評価値は2600→1100と、かなり減ってはいますがまだまだ先手勝勢の判断。△7四金に対しては▲7八玉の早逃げが冷静な手のようです。
それでも、「楽勝だと思っていたところからだいぶ差を縮められた」という状況が心理面から指し手にも影響してしまいやすいのが、人間同士の戦いの難しいところであり醍醐味でもあるところ。▲7七歩以下の手順は 、厳密な形勢は全く別ですが指し手の勢い的なものだけは完全に後手ペースです。
そして第6図の▲7四歩を見て、「これは本当に逆転しちゃうんじゃないか・・・」という感触になります。GPS先生もここで評価値がマイナス(後手持ち)に転じました。
第6図以下△7七歩成▲同銀△同桂成▲同玉△6五桂▲6七玉△5七金▲7八玉△7七歩▲8八玉△7九銀(第7図)まで、後手の勝ち。
第6図の▲7四歩の瞬間、後手玉は純粋な「ゼット」の形。終盤はゼットを目指す、の心得が実現されています。 これが△8二玉の形だったらもちろんゼットではなく(おそらく桂馬ゼットくらい?)、序盤で指した△8一玉の一手が思わぬ形で活きた結果です。
第6図からは△7七歩成で寄り筋です。△6五桂には▲8八玉と逃げるのが最善でしたが(GPS先生は△7七銀▲同桂△7六歩で後手良しの判断。) 、▲6七玉と逃げたため即詰みになりました。▲8八玉で詰みはないということに対局中気付いていなかったのはここだけの話・・・。
劣勢や敗勢の将棋を引っくり返すためには、どうしても「相手がミスをする」という幸運に期待せざるを得ない部分はあります。その部分は完全に運次第としか言えませんが、「相手がミスしやすいように指す、少しでも逆転が起こりやすい局面に誘導する」という技術的な部分を磨くことによって、幸運が起こる可能性を少しでも引き上げるという努力はできるのかなと思います。
本局の場合は、第3図から第5図にかけての「飛車や馬の取らせ方を工夫することで自分の駒はギリギリまで働くようにし、相手の駒は極力働かせないようにする」という努力が結果的には実を結んだのだと思います。
・・・しかしまあ、序中盤で簡単に悪くなりすぎるのはもうちょっとどうにかしたいところorz
買ったのはこちら。 寿命間近だったと思われる低スペックの旧PCに比べると、涙が出るほど快適です。
購入にあたってアドバイスをしてくださった茉麻さんときらりさんに感謝。
さて、パソコンも買い換えて心機一転、将棋の調子はというと・・・序中盤での手の見えなさ具合が酷く、終盤の逆転以外ではほとんど勝てていないという状態。らしいと言えばらしいのですが・・・。昨日24で指した将棋もそんな展開でした。内容的にはアレですが、「対局中に考えること・実践編」の良い題材にはなりそうだと思ったのでご紹介します。
戦型は四間飛車対居飛車穴熊。序盤で千日手含みの駆け引きがありつつ角交換が行われ、第1図は△8一玉と引いて様子を見たところです。ここはお互いに有効な手待ちが難しいところで、例えば先手が▲6八金寄と固めると△3九角▲5八飛△5七角成▲同飛△4六歩の強襲がありますし、後手も△8三銀~△7二金で銀冠に組み替えると▲5一角のような強襲の筋が生じます。
かと言って仕掛けもお互いに難しいので、こうなれば千日手が妥当なところなのかな、と考えていました(後手番だから不満はないけど、千日手自体は元々あまり好きではないので複雑な心境)。すると予想に反して、先手は思い切った仕掛けを決行してきました。
第1図から▲2四歩△同歩▲3五歩△同歩▲4五桂△同飛▲4六銀△4四飛▲3四歩△2二銀▲3二角(第2図)
桂損の仕掛けなのでさすがに無理筋だろう、と思いながら対応していましたが、▲4六銀に対する△4四飛が悪手。ここは△4二飛の一手で、以下▲3四歩に△2二銀と屈服しておけばそれ以上の厳しい攻めはなく後手良しでした。△4四飛は3四の地点に利かしたつもりの手でしたが、それでも▲3四歩と打たれてみると△同飛は▲4五銀、△同銀は▲2二角がいずれも厳しい手になります。
第2図の▲3二角には△1二角と打って受かっていると思っていたのですが、それは▲1四角成とされてしまうことに気づいて真っ青。秒読みの猶予時間も半分以上注ぎ込む長考に沈みます。このように「困ってから長考する」のは時間の悪い使い方なので、良い子のみんなはマネしないでね><
第2図以下△9六歩▲同歩△9七歩▲同香 △3九角▲2四飛△2三歩▲2七飛△6六角成▲7七金△3四飛▲2一角成△3三馬▲4五銀(第3図)
「受けてもしょうがないものは無闇に受けない」のが鉄則なので、開き直って△9六歩と戦線拡大を目指します。
△2三歩に対する▲2七飛は、4七の地点に利かした意味ですが働きが悪い位置なのでどうだったでしょうか。ちなみにGPS先生は▲2五飛から▲3五飛と活用する順を推奨されています。
▲7七金に対する△3四飛はギリギリの利かし。馬が間接的に先手玉を睨む急所のラインからどいてください、いいやどきたくありません、という攻防です。▲2一角成を見てほっと一息、急所のラインを維持して悠々△3三馬と引き揚げ・・・・・・た、その瞬間に▲4五銀が見えて倒れこみそうになりました。ああ、これは酷い・・・。
当然ながら、GPS先生もこの2手で評価値300→1000超えと大激怒。
さて、無残にも捕まってしまった後手の飛車ですが、「どういう形で飛車を取らせるのが一番マシか」というのがポイントになります。次の一手はかなりの勝負手のつもりでした。
第3図以下△2四飛▲2五歩△8五桂▲2四歩△7七桂成▲同桂△7五歩▲3四歩△6六馬▲7八桂(第4図)
第3図では、以前書いた主張点を1つは確保するということを考えました。 この場合の後手の主張点は、3三の馬が先手玉を間接的に睨む急所のラインにいること。
したがって、第3図から△8五桂▲3四銀△同馬▲2二馬のような展開は、駒損の上に主張点だった馬のラインも逸れ、逆に先手の馬が急所のラインを占めてしまう・・・という、後手に主張点の一切ない絶望的な局面になってしまいます。そこで、△2四飛▲2五歩として飛車を歩で取らせることによって、先手から3三の馬という急所の駒にアタックする手を遅らせたほうが少しは勝負形になりやすいのではないか・・・という判断をしました。
3三の馬が急所、ということはもちろん相手も分かっていて、飛車を取った後は▲3四歩~▲7八桂と急所の駒にアタックをかけてきます。さて第4図、今度は馬の処置をどうするかです。
第4図以下△7六歩▲6六桂△7七歩成▲同銀△8五桂▲8八銀△7六桂▲7四桂打△8八桂成▲同金△7三銀打▲2二馬△9五歩▲同歩△7七金▲8九桂(第5図)
第4図から△5七馬▲2二馬の展開では望みがないと判断し、馬を見捨てて攻めることにしました。しかし単純に△7七馬▲同銀△8五桂では、後々▲2二馬と取られる手が自陣にも利いてきて「絶品チーズバーガー(by藤井先生)」になってしまいます。
そこで、実戦は△7六歩▲6六桂△7七歩成▲同銀△8五桂と進めました。▲6六桂と跳ばせることによって、後の▲2二馬が守りに利かないようになります。これによって、▲2二馬という手の価値が「絶品チーズバーガー」から「銀を拾うだけの手」、状況次第では「一手パス」級の価値の低さにまで落とすことができるのです。▲6六桂と跳ばせたことで▲7四桂打の筋が生じ自玉も危険になりますが、元がド必敗なこともありこの程度のリスクは開き直って受け入れることができます。
△7三銀打のところでは△7九銀と詰めろをかけたかったのですが、▲8二飛△7一玉▲4四角が厳しいと判断した(合駒を使うと先手玉の詰めろが消えてしまう。GPS先生も先手勝ちの判断)ので止むを得ず自陣に投入しました。さすがにこれでは勝ち目がないなあ、とは思いつつも、粘れるところまでは粘ってみよう、と。
△9五歩は迷ったら歩を叩く(打つ) を実践したつもりでしたが、さすがに緩手で▲8二銀からはっきり先手勝ちになるようです。この利かし(ともいえないような手)が入り、さらにノータイムで打たれた第5図の▲8九桂を見て、ついにチャンスボールが来たかもしれない、という感触を得ます。
第5図以下△8八金▲同玉△7四金▲7七歩△7六歩▲同歩△6五金▲6七金△7五歩▲8六銀△7六金▲同金△同歩▲7四歩(第6図)
△8八金▲同玉△7四金で、瞬間的にではありますが詰めろがかかりました。ただ、GPS先生の評価値は2600→1100と、かなり減ってはいますがまだまだ先手勝勢の判断。△7四金に対しては▲7八玉の早逃げが冷静な手のようです。
それでも、「楽勝だと思っていたところからだいぶ差を縮められた」という状況が心理面から指し手にも影響してしまいやすいのが、人間同士の戦いの難しいところであり醍醐味でもあるところ。▲7七歩以下の手順は 、厳密な形勢は全く別ですが指し手の勢い的なものだけは完全に後手ペースです。
そして第6図の▲7四歩を見て、「これは本当に逆転しちゃうんじゃないか・・・」という感触になります。GPS先生もここで評価値がマイナス(後手持ち)に転じました。
第6図以下△7七歩成▲同銀△同桂成▲同玉△6五桂▲6七玉△5七金▲7八玉△7七歩▲8八玉△7九銀(第7図)まで、後手の勝ち。
第6図の▲7四歩の瞬間、後手玉は純粋な「ゼット」の形。終盤はゼットを目指す、の心得が実現されています。 これが△8二玉の形だったらもちろんゼットではなく(おそらく桂馬ゼットくらい?)、序盤で指した△8一玉の一手が思わぬ形で活きた結果です。
第6図からは△7七歩成で寄り筋です。△6五桂には▲8八玉と逃げるのが最善でしたが(GPS先生は△7七銀▲同桂△7六歩で後手良しの判断。) 、▲6七玉と逃げたため即詰みになりました。▲8八玉で詰みはないということに対局中気付いていなかったのはここだけの話・・・。
劣勢や敗勢の将棋を引っくり返すためには、どうしても「相手がミスをする」という幸運に期待せざるを得ない部分はあります。その部分は完全に運次第としか言えませんが、「相手がミスしやすいように指す、少しでも逆転が起こりやすい局面に誘導する」という技術的な部分を磨くことによって、幸運が起こる可能性を少しでも引き上げるという努力はできるのかなと思います。
本局の場合は、第3図から第5図にかけての「飛車や馬の取らせ方を工夫することで自分の駒はギリギリまで働くようにし、相手の駒は極力働かせないようにする」という努力が結果的には実を結んだのだと思います。
・・・しかしまあ、序中盤で簡単に悪くなりすぎるのはもうちょっとどうにかしたいところorz
先手:相手
後手:kame1223
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4四歩 ▲2五歩 △3三角
▲4八銀 △4二飛 ▲5六歩 △6二玉 ▲6八玉 △7二銀
▲7八玉 △7一玉 ▲7七角 △5二金左 ▲8八玉 △3二銀
▲5七銀 △8二玉 ▲9八香 △4五歩 ▲6六歩 △6四歩
▲5八金右 △7四歩 ▲9九玉 △6三金 ▲8八銀 △4三銀
▲3六歩 △7三桂 ▲6七金 △4四銀 ▲5九角 △5四歩
▲2六角 △5三銀 ▲7九金 △1四歩 ▲1六歩 △9四歩
▲4八飛 △4四角 ▲3七角 △2二角 ▲2八飛 △3三角
▲6八銀 △4四銀 ▲2六角 △5三銀 ▲4八飛 △9五歩
▲5七銀 △4四角 ▲同 角 △同 銀 ▲2八飛 △3三銀
▲3七桂 △8四歩 ▲6八金引 △8一玉 ▲2四歩 △同 歩
▲3五歩 △同 歩 ▲4五桂 △同 飛 ▲4六銀 △4四飛
▲3四歩 △2二銀 ▲3二角 △9六歩 ▲同 歩 △9七歩
▲同 香 △3九角 ▲2四飛 △2三歩 ▲2七飛 △6六角成
▲7七金 △3四飛 ▲2一角成 △3三馬 ▲4五銀 △2四飛
▲2五歩 △8五桂 ▲2四歩 △7七桂成 ▲同 桂 △7五歩
▲3四歩 △6六馬 ▲7八桂 △7六歩 ▲6六桂 △7七歩成
▲同 銀 △8五桂 ▲8八銀 △7六桂 ▲7四桂打 △8八桂成
▲同 金 △7三銀打 ▲2二馬 △9五歩 ▲同 歩 △7七金
▲8九桂 △8八金 ▲同 玉 △7四金 ▲7七歩 △7六歩
▲同 歩 △6五金 ▲6七金 △7五歩 ▲8六銀 △7六金
▲同 金 △同 歩 ▲7四歩 △7七歩成 ▲同 銀 △同桂成
▲同 玉 △6五桂 ▲6七玉 △5七金 ▲7八玉 △7七歩
▲8八玉 △7九銀
まで140手で後手の勝ち
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